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自分を信じるな

.18 2012 シニア日記 comment(2) trackback(0)
定年後の生活設計を考えるようになったのは、20年以上昔の50才に間もなく手が届くところまで来た頃だった。バブル真っ最中の1990年代初頭である。

当時の定期預金の金利は6~7%、郵便局の定額預金は10年物で年8%もあった。

定年後は退職金でローンの残を払って、1000万円も手元に残れば、6%の金利で年60万、月に5万円のお小遣いになる。これで老後の楽しみも少しは味わえるかな、と至極楽観的に考えていたものだった。

そう思ったのもつかの間、バブルがはじけてデフレスパイラルが止まるところを知らず、預金金利は下げに下げて、いまや定期預金の金利は1年物で0.05%となってしまった。1000万円預けても年5千円、これでは月に一回のココのトリミング代にもならない。ちなみにココのトリミング代は7350円である。

2億円預ければ


こんな金利では宝くじでも買った方がましだと思いたくもなる。

1等が3億円で前後賞を合わせると5億円という『東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじ』がテレビで話題になったり、キムタクを使った宣伝広告も目につく。

運が良ければ5億円という大金をつかめるかもしれないが、1000万枚に1本と言う確率である。発売予定額は660億円、懸賞賞金総額は約304億円で発行額の46%にしかならない。356億円は億万長者になれるかもしれないという夢の代金である。

老後の資金1000万円があったとしても、とても宝くじにつぎ込む気にはなれないだろう。

買える夢なら



それなら株の配当利回りが3%くらいのものはいくらでもあるから、株式投資はどうなのかと考える。

株式投資は元本の保証がない。株価の変動は1日でも軽く3%を超えることもある。下がる時は1週間で2割、3割も下がることもままあることである。

しかも、配当も確実なものではなく、業績次第で上がったり下がったりする(たとえばトヨタ自動車の配当はこの10年の間に1株当たり24円から145円増えたあと、業績悪化で最近は50円まで落ちている)。

宝くじと株の違いは予測が出来るか出来ないかである。

株価の変動には法則があって、その法則さえ理解すれば将来の予測が可能である。実際、投資ファンドの多くは最新理論を駆使して、株価の動きをコンピューターで予測し、瞬時に売買を決定している。巨額の資金を運用しているファンドや信託銀行、生保などは情報量も豊富で、株価に影響する要因を数量化してコンピューターに計算させることができる。

「株式投資では80%の人が損をしている。残りの20%のうちの8割はトントンだろう。利益を上げているのは20%の2割、つまり全体の4%ほどの人しかいない」というようなことをずっと昔、本で読んだことがある。

記憶はあいまいだが、多分これは個人投資家の話だろう。プロの企業が相手だから、個人では勝つのは至難の業なのだろう。

金融工学習ったの


ボクの場合、数学は苦手で、加減乗除の算数レベルでしか計算できないから、複雑な分析はしない。

銘柄選定にはPER(1株当たり収益率=純利益÷発行株式数)とBPS(1株当たり純資産=純資産÷発行株式数)と経常利益増加率を指数化して使っている。

売買のタイミングは罫線と直感で決める。

これまでの体験を通じて二つの基本法則を見出した。

1.他の人の言うことを聞くと損をする。ここから導き出される結論は、「他人を信ずるな」である。
  人から聞いたうまい儲け話で儲けた話など聞いたことがない。そんな旨い話があったら、自分だけでこっそり儲けて人には教えないのが人間の性(さが)だ。思えばN證券やCバンクの言われるままに信じて手痛い損失を被ったものである。

2.自分の判断に従うと損をする。ここから導き出される結論は、「自分を信ずるな」である。
  ボクが「もうこれ以上上がらないだろう」と思って売ると更に上がる。反対に「これ以上下がらないだろう」と思って買うと更に下がる。自分が思っていることと反対になることの方が多い。まさに株の格言にある「『まだ』は『もう』なり、『もう』は『まだ』なり」である。


何を信じれば


答えは「市場」である。株価は思惑で変動する。世界中で起きているあらゆる事象が思惑として株価に影響する。そのようなすべての思惑の結果としての株価変動の記録こそが、紛れもない真実・事実なのである。

その記録を図式化したものの代表がローソク足の罫線である。

120217週足

上の罫線は2月17日現在の週足である。この図からは、これからは9000円台で推移して、8000円台に下がることは稀だろうな、ということが読みとれる。その根拠は、

1.今週はついに、低い方の『窓(9215円~9264円)』を埋めて高値9435円まで上げたこと。

2.昨年7月からの株価の動きがきれいな逆三尊を示し、上昇基調が顕著になったこと。

3.しかし10000円台に乗せるには、次の『窓(10049円~10254円)』を埋めなければならず、余程の市場エネルギーが回復しないと難しい。

更に、市場の強気弱気の推移を示す「騰落レシオ」を見ると、このところ120を超えていて強気が過熱状態である。

120217騰落レシオ

そろそろ買い手が出尽くして、下げに転ずる時が近いと思われる。

長い目で見ると、現在は世界的な経済不況からの脱却のため、各国金融が緩みに緩んで金余りの状態。株式市場は不況期の後に来る金融相場に入ったと見る。従っていずれは10000円台の窓を埋めて本格的な業績相場に転ずるのだろうが、企業業績の見通しがはっきりと好転するまで待たねばならない。

こうしたところから、今年は9000円台での中段もみ合いだと判断している。


他人の言うことを


もちろん、ボクも自分のことを信じてはいない。

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なお
私は¥12,000くらいの時にもうこれ以上は下がらないと確信して数社の株を買いました。
それ程多額ではないですが、最近は殆ど購入株の株価も見てません。
親友の一人から¥17、000に回復すれば銀座で豪遊させると約束してくれてますが、たぶん私の足腰が立つ間には実現無理だね!
お元気で。
2012.02.24 19:18
ココパパ
なおちゃんへ

¥12,000を割り込んだのはリーマンショック直後ですね。あの時はもう手がつけられませんでしたが、少しずつ挽回してリーマン直前を100として先週末で124まで戻しました。自分をダマシダマシで多重人格者のような気分です。
2012.02.25 22:40

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