ハイブリッド車に買い換えて二ヶ月ほど経つ。
エンジン車に較べ、燃費は思ったほど改善されなかった(リッター当たり11kmが12kmになっただけ)。
何故そうなったのかというと、ひとつには高速道路を走る割合が高かったこと。スピードが上がる高速道路ではガソリンエンジンで走るので燃料効率はガソリン車と変わらないのだ。
ハイブリッド車が燃費が良いのは、ガソリンを使わないで電気モーターで走るとき。渋滞して走ったり止まったりしている時は殆ど電気モーターで走る。だから都内の方が燃費が断然良い。
もうひとつの原因は、買い換えたハイブリッド車の方が大型で、33%ほど重たくなったこと。少しでも上りの傾斜があるとグ~ンと燃費が悪くなる。
だから、ハイブリッド車が一番有効なのは、プリウスのような小さめの車で都内のタクシーに使うことだろう。
今度の車で良かったことは、加速・減速がスムーズであること。急発進・急ブレーキで車酔いすることが無くなった。
車で外出して昼時にかかったりするときは、コンビニのおにぎりで済ますことが多い。
お気に入りはローソンの一番高いおにぎり、「いくらこぼし」189円である。ご飯の握りがゆるいので、ひとくち頬張ると手に持ったおにぎりが崩れて、中のいくらがホロホロとこぼれそうになる。運転しながら食べるのには適さないが、とにかく味は良い。
初めて「いくらこぼし」を食べた時、
「やっぱり旨いものには、金に糸目をつけちゃだめだね。贅沢三昧がいいね・・・」
と言うと、おかーさんはケタケタ笑って喜んだ。
それ以来、「いくらこぼし」を買う時には「金に糸目をつけずに、贅沢三昧しようか」と言っている。
そのたびにおかーさんはケタケタ笑う。
軽井沢は秋色一色。
浅間山は樹木が赤茶けて森林限界も定かでない。
近所の紅葉もため息が出るほどキレイだった。
昨日東京へ帰る途中、ローソンで金に糸目をつけないで「いくらこぼし」を買った。「新いくらこぼし」と表示が変わっていたから、どう変わったのかと思ったら
にぎりが少し固めになった。
いくらが歯ごたえのあるプチプチした感触になったが、味は薄くなった。
結論としては、前の方が断然おいしかった。コスト削減を図ったのだろうか。
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