8月27日(土)、東京から軽井沢へ戻る。
夕方お隣のSご夫妻のお誘いで音楽会へ。昨年も連れて行っていただいた「北軽井沢 秋いちばんコンサート」である。

幼い子供が真剣に演ずる太鼓。堂々たる一人の演者になりきっていた。

大きな声で元気よく子供の歌。 音程もちゃんととれて上手に歌えました。

子供に負けず、前期高齢者(だろうと思う)のお爺ちゃんコーラスも若々しい歌声を聴かせてくれる。
これだけだとシニアとジュニアの音楽会になってしまうが、

働き盛りの年齢層の太鼓演奏もある。
以上アマチュアの出演に、プロのエレクトーン奏者(顔が写らない席に座ってしまったので写真は無い)が多彩な音色で迫力たっぷりの演奏を聞かせてくれる。
しかし圧巻は何と言っても寺島夕紗子さんの歌。

寺島夕紗子さんは「さとうきび畑」を作詞作曲した音楽家寺島尚彦氏の娘で東京芸大卒のレッキとしたプロの歌い手。
このコンサートは、「北軽井沢ミュージックホール・フェスティバル2010」(全部で7回の出演者の異なる公演がある)の最後の公演で、寺島さんのご家族が主催している。
今年は寺島尚彦生誕80年記念ということで、全曲寺島氏の作品である。

夕紗子さんはさすがにプロのクラシック歌手だけに、バックコーラスの男性陣にもエレクトーンの大音響にも負けない
デカイ声豊かな声量。
父尚彦氏の作詞作曲になる「さとうきび畑」はこのコンサートで毎回歌うとっておきの出し物だが、声の表情といい感情表現といい、この人ならではの楽曲になっている。尚彦氏の「さとうきび畑」の世界がひしひしと胸に伝わって来る。聴く者の心を動かさずにはいられないパフォーマンスであった。
もしもボクがNHKの音楽担当だったら、ほっとかないだろうと思うのだが・・・。
この日は夕紗子さんのお母さんとお姉さんも出演。

お二人も東京芸大卒、本物のプロクラシック歌手である。母娘の息のあったハーモニーを楽しませてもらった。
Sさん、またまた楽しいひとときを有難うございました。
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