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郵政民営化見直し法案

.05 2010 政治 comment(0) trackback(0)
民主党は菅新首相のもとで、郵政民営化の見直し法案を成立させようとしているけど、これまでのいきさつを見ているとこの見直しはどう見ても選挙対策であり、政治家や官僚の利権・既得権益の温存であり、無駄な投融資への道を開くものにしか見えない。

ムズカシイお話


「政治家や官僚の利権・既得権益の温存であり、無駄な投融資への道を開く」という点に関して言えば、

まず、日本郵政の社長に元大蔵省次官の斎藤次郎氏を起用したことでその意図が明らかになった。
これは単に天下り人事禁止を唱っていた民主党のマニフェストに違反するだけでなく、日本郵政が財務省との太いパイプを持つのではないかという疑いを持たせる。これまでの官僚と政治家が裏でやってきたことを考えれば、日本郵政の資金が利権グループに利用されないか心配だ。既に原口総務大臣は資金の運用先として官民連携事業とか成長分野などを示唆しており、解釈次第では無駄な公共投資が再開されかねない。何しろ霞が関には一般常識とは違う解釈が通用しているのだから。
過去に「廃止」とか「縮小」「削減」と判定された事業では、限定的に解釈されて実際にはその通りにならなかった事例は数多い。

人員削減といっても

この手の解釈を使うと、事業仕分けで事業縮小とされても、現在の事業を減らして、別の事業を増やすことも可能だし、補助金削減というのも現在の名目の補助金は削減しても別の名目の補助金を増やすこともできる。官僚は頭が良いから、新しい事業や補助金が有益であると言う理屈はいくらでもひねり出せる。


選挙対策という点では、
貯金限度額引き上げは、全国郵便局長が要求していたものだと、はからずも国民新党の亀井さんがテレビで言っていたし、小沢さんはこの見直し法案の成立を全国郵便局長会総会で約束している。選挙での集票力に期待しているのだ。

また、日本郵政は2010年5月8日、グループ内の約20万人の非正規社員のうち、勤続3年以上などの6万5000人を正社員として採用すると発表した。グループ内従業員の半数を占める非正規社員の正社員化は、亀井静香金融・郵政担当相が日本郵政側に強く要望していた。日本中にいる非正規社員のことは後回しにして、まず組織票としての日本郵政の組合票が欲しいのだろう。

タダの人

だからと言って、選挙に勝つためには何をしたって良いというわけではない。



郵政事業は民営化される前は、政治家・官僚・郵便局長がもたれあって甘い汁を吸える超巨大組織だったと言えるのではないか。野党であった民主党は郵政事業からのおこぼれはあったとしてもたかが知れていたから、貯金限度を500万円まで引き下げようと事業縮小を主張していたのだ。
それを野党よりももっと革新的に、小泉純一郎さんが郵政事業の利権構造を解体する民営化を推し進めたのである。民主党はこれに対抗するために逆に保守的な政策 - 郵政民営化反対を主張した。ここに党利党略に堕した民主党の誤りがある。


自民党の中でも麻生さんを始めこんなにおいしい組織は手離したくないのが本音で、小泉さんが引退した後は民営化はもたつき始めた。一方の民主党は、党利党略から郵政民営化に反対し、同時に、自民党が手離した郵政利権を横取りしようと、民営化の見直しをマニフェストに掲げて昨年の衆院選に大勝した。
しかし、国民の大部分は郵政民営化の見直しを望んで民主党に票を入れたのではない。自民の3代続いた首相の1年交代劇で、自民党に任せていても日本の将来は良くなる見込みはないと思って、自民を捨てただけだ。たまたま受け皿が民主党しかなかったから、民主にかけただけのこと。

考えてみれば、近年の自民党でもっともインパクトのある国民のための政策は郵政民営化ではなかったろうか。
逆説的にいえば、郵政民営化をしても小泉さんも自民党も失うものはあっても得るものはなかった。郵政事業から得られる利権も票も政治家であれば、喉から手が出るほど欲しいものである。
国民新党も民主党も、この利権と票に目がくらんでいるとしか思われない。

参院選前に見直し法案を強行採決するようなことをすれば、民主党は党利党略のために歴史に残る大失政をやらかすことになる。

ゆるさないじょ~


郵政民営化の是非については、今度の参院選で国民の審判を仰ぐべきだろう。強行採決をすれば、せっかく新内閣誕生で民主党への逆風が順風に変わってきた流れも、一挙に崩れてしまうだろう。

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