
12月15日(火)曇り、寒い
おかーさんとゴルフの練習に行く。2時間打ち放題。
スライス(右へ大きく曲がる打球)がなかなか治らない。初心者に多い病(やまい)である。

野球のピッチャーがこれくらい曲がる球を投げたら、バッターは絶対打てない。キャッチャーも捕れない。
スライスが治らないとコースでは悲惨である。OBの連発でボールが足りなくなる。探せば見つかるかもしれないが、万丈の山を登り、千仭の谷を下り、羊腸の小径に分け入って探すような時間はない。体力も気力もない。ましてや道に迷って行方不明になってしまったら、おかーさんに叱られる。

OBでなくとも、隣のフェアウェイに入ったりする。ボールを捨てるかプライドを捨てるか、悩ましいところだが、安いボールなら捨てる。高いボールのときはプライドを捨て、「スミマセ~ン、よろしいですか~!」と叫ぶ。
右へ曲がることが分かっているので、左を向いて打つとそういう時に限ってまっすぐ左のOBゾーンへ突き抜けしまう。

最近このスライスの原因が分かった。
グリップと手首に力が入っていて、クラブヘッドが右を向いたままボールを打つインパクトに入っている。
バックスウィングが不十分なままダウンスウィングに切り返すので、アウトサイドインの手打ちになりやすい。
フォロースウィングも不十分で、フィニッシュがとれていない。
体重移動が少なく上下運動になるか、スウェイして軸がぶれてしまう。
構えが猫背になって身体の回転軸が不安定だ。
トップで力が入って「ウントコショ」と打っている。
以上を意識しながらスウィングをする。
しかし、身体は考えていることすべてに反応してはくれない。あっちを治してもこっちの悪いところが出る。モグラ叩きと同じだ。
諦めて何も考えずに、フワ~と振る方がずっとましに当たる。
ゴルフは難しい。
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