スポンサーサイト

.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グルメ親父ーその2

.11 2006 シニア日記 comment(2) trackback(0)
12月11日(月)
ココ生後3ヶ月と16日(体重925g)



我が家の親父殿、今でこそ年齢(94才)のせいか食べ物の固さについての注文はうるさいが、味については昔のようなことはない。
胃と歯が丈夫だったころは、鰻の蒲焼、海老の天ぷら、サーロインステーキ、とんかつ等、油っこいものが好物だった。それも鰻は養殖ものでなく、川や湖で獲れた自然の鰻を、充分に蒸して脂を落としていないとだめとか、海老は車海老、ステーキは神戸牛などなど言いたい放題。

20061211211456.jpg

以下親父殿がしたためた一文。

昭和の初期には東京湾で取れる活のいい魚介類が食膳を賑わした。中でも大型の蟹は別格品で、海浜の割烹に買占められ、一般家庭の食卓に上がることはほとんどなかった。脚を拡げると三、四十センチもあって暗紫色の甲羅が見事だった。茹でると甲羅も脚も真赤になる。姿のままの蟹一匹に、吸物、お新香付の銚子一本、御飯をつけて一円から一円五十銭。値段は水揚の多寡によって変るが、今の価格で二千円から三千円と言ったところだ。胴体にも足にもたっぷりと身があり、舌に沁みわたるような甘味がある。甲羅を剥がして、真白な身をつまみ出す。簡単にほぐれて喰べ易い。新鮮で身はよく引きしまっているが、柔らかみがあり、江戸前の肴がもつ独特の小味な風味がある。大味なタラバ蟹は足許にも寄れないし、北海道ものでは最高と言われる毛蟹にもこれほどの風味は味わえない。

20061211211512.jpg


年齢のせいで味覚が衰えたのか、近頃は何を食べても美味しくない。倅夫婦が腕にヨリを掛けて作ってくれる夕食でも、舌を悦ばせる味に出会うことは刹である。外食となれば一層甚だしい。しかし、時にすばらしい味にお目にかかることがある。あッ、昔の味だ、と思う。決して郷愁なんてものではない。現に私の舌が、これぞ本物だと感じているからだ。

20061211211525.jpg


たとえば鰻にしても海老にしても、確かに昔の味というものがある。鰻は養殖ものでなく、川や湖で獲れた自然の鰻に、活きのよさ、脂の乗った身のしまりがある。海老と言えば昔はひとえに車海老だった。独特の甘味と舌触りがあった。大正えびなどという安物もあったが、味の格差は値段どころではなかった。鶏肉でも卵でも自然が作りだした本物の味があった。量より質を追求することは、今となっては不可能だろう。第一に、質を求める舌の所有者は益々減少し、新世代の人達によって、質そのものが変化してしまったに違いない。


20061211211539.jpg


ココちゃんよ。お前がグルメでなくてホント良かった。


にほんブログ村 犬ブログへ
にほんブログ村 シニア日記ブログへ

misu☆
親父殿、そうとうなグルメですねー。
そして、なんと立派な文章。プロですか?
読んでいるだけで、お腹すいてきました。

ココちゃん、フード残してるんですか?
ウチのココ☆なんか、一瞬で平らげてしまいますよー。
ココちゃんもグルメ党じゃないかしら?
2006.12.11 23:07
ココパパ
misu☆さんへ

うちの親父殿、実は何冊か本を書いているんですよ。なにせ書くこととしゃべることが生き甲斐みたいで・・・・・

ココ☆ちゃんは残さず食べるんですか。

我が家では1日30gぐらいのドライフードと粉乳の水溶き30ccを3回、その他ボーロ10粒くらい、鶏肉のジャーキーの細いもの5本くらいが1日に食べる量です。体重は順調?に増えているので、こんなもんかなと思っているのですが・・・・・
2006.12.12 08:22

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://ryucoco.blog79.fc2.com/tb.php/30-47c67d0a
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。